SPIの範囲も広くなっています。
市販の問題集も良いと思いますが、SPIの範囲は、非常に広くなっています。方程式、連立方程式、立体、損益、割合、表の読み取り、団体割引、速さ、命題、推論、確率、場合の数、地図、縮尺、関数、2進法、ブラックボックス、関数など非常に幅広くなっています。短期間ですべての犯意を網羅するためには非常に労力がいりますので、優先順位の高い問題から、取り組んでいただきたいと思います。ペーパーテスティング、テストセンターは電卓は使用不可で、WEBテストは電卓可です。しかし、SPIのみだけではなく、企業独自の問題を課したり、最初はWEBテストでも、最終面接時に、ペーパーテスティングを課したり、面接時に解けた問題をプレゼンしたり、必ず受験者の能力を性格に試す方法をとります。また入社後も、定期試験としてSPIを課して、配属を決定したり、NMAT・JMATという昇進用の試験が課せられたり、基本的に管理職になるまで、試験は続くものと考えて下さい。企業によっては、まったくSPIがない企業もありますが、その場合、面接官や経営者の好みや相性で決められてしまうときもあります。良いときは良いですが、客観的でフェアな人選にはならないでしょう。転職でも、いきなり「5日後にSPI試験です。」または適性検査ということだけ告げられて試験を迎えることも多々あります。転職や正社員登用が最初から分かっている人は、早めの取り組みが必要でしょう。歴史のある老舗の大企業などは、試験には厳しい傾向があるように思いますし、ベンチャー系は、試験というよりは、人物重視という傾向が強いように思います。勉強というものは確かにつらいものですが、デスクワークをするならば、PCや企画、会議、資料作り、新製品づくりなど、数学や国語を使うことは多くなります。SPIと実務は決して無関係ではなく、むしろ関係が深いからこそ、多くん企業で採用されてるのだと思います。新聞がなかなか読まれない時代になりましたが、文章の読解力はいつの時代も求められますので、意識して生活したいですね。